東日本大震災今日で一年。。。

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東日本大震災の一周年に当たる今日、京都綴喜郡井手町で人権のトーク&コンサートをさせて頂きました。
震災でお亡くなりになった方々を偲び、聴講者の皆さんと「黙祷」で始めたトーク&コンサートでした。
復興庁などによると、今なお34万3935人の方々が全都道府県に散って避難生活をされており、警察庁のまとめでは15,584人の死者、行方不明者3,155人にも及ぶ、戦後最悪の自然災害でした。これから、益々時間をかけて少しずつ復興していかなければなりません。残されたご家族の事を思うと本当に胸が痛く、その人達のことを覚えていつもお祈りしています。そして、今日、自分が生かされている事に、心から感謝致します。

私たちが生きていけるのは「希望」があるからです。明日がどんな日になるか、未来が明るいものであるという保証はどこにもありません。しかし、「絶対良い年になって欲しいねん!」という希望があるから生きていけるのです。一人で生きていくことは無理です。家族、友達、仲間がいて、互いに支えあって、私たち生かされています。

今日、夜は、断酒会でお世話になったNさんのお通夜に行きました。とっても良くして下さった方で、人望の厚い素晴らしい方でした。「癌」でした。3年ほど闘病生活をされましたが、最後はあっという間に病院で息を引き取られたと奥様が言っておられました。66歳でした。今日のお通夜で感じだ事。毎回、人の死、お別れを体験する時に感じることは、「私たちは愛し合う為に生きている。生きている間に、どれだけお互い良くお付き合いし、励ましあい、労いあい、お世話をし、お世話をされたか。そして、先に逝かれた方々に残された私たちは心から感謝し、ありがとうと天国に送り出してあげる事が大切なこと。」

Nさん、本当にこれまで色々とお世話になりました。沢山講演会をする機会を与えて下さり、素晴らしい人々を紹介して下さり、色々な所に連れて行って下さり、美味しい物を一緒に食べて、一緒に笑って、本当に楽しかったです。心からお礼申し上げます。しんどい身体から抜け出した魂は、今、天国で安らかに平安である事でしょう。いつか、そちらでお目に掛かれる日を楽しみにしています。どうもありがとうございました。そして、お疲れさまでした。