あなたは赦されています(2)
私たちには自分を赦すことよりも他人を赦すことの方が容易だという傾向があります。
結婚生活や職業といった重要な部分で失敗した時や、自分の行動によって誰かを傷付けてしまった時、自分の習慣によって自分自身を傷付けてしまった時、あるいは、するべきことをやっていないことに気付いた時などは、特にその傾向が顕著になります。
ではあなたは何をすべきでしょう?
(1)失敗を認めてください。
自分がしたことを、恐れずに告白してください。
あなただけが特別ではありません。
あなたの後にも先にも、同じような失敗をした人はいるのです。
神の赦しを得たら、信用されている友からの助けを得てください。
「あなたがたは、互いに罪を言い表し、互いのために祈りなさい。いやされるためです。義人の祈りは働くと、大きな力があります。」(ヤコブの手紙 5:16)
(2)失敗を消し去ってください。
多くの場合、失敗そのものは攻撃をしてきませんが、自分のしてしまった行動を思い出す時に感じる罪の意識やストレスによって、私たちは心苦しくなります。
私たちの反応が問題なのです!
頻繁に自分の失敗を蒸し返してしまうことは何の助けにもなりませんし、神を喜ばせもしません。
ですから、それをしている自分を見つけて、削除ボタンを押してください!
神があなたを赦したという事実に目を向けて、そのことは忘れてください。
「この方にあって私たちは、…罪の赦しを受けています。」(エペソ人への手紙 1:7)
(3)失敗を置き換えてください。
罪の意識の代わりに、感謝の気持ちを持ってください。
これはダビデがやったことです。
「わがたましいよ。主をほめたたえよ。主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。主は、あなたのすべての咎を赦し、あなたのすべての病をいやし、あなたのいのちを穴から贖い、あなたに恵みとあわれみとの冠をかぶらせ」(詩篇 103:2-4)
それを求め始めたとき、神に感謝すべき多くのものをあなたは見つけるでしょう。