10月17日、南島原市人権・男女共同参画室主催の人権講演会にお招き頂き、誠にありがとうございました。450名の市民の皆様にお越し頂き、お陰様で、夜の講演ではありましたが、盛会のうちに終わり、大変光栄に存じます。
結束を固めた一揆衆は、棄教者のキリシタン復帰も相次ぎ、37,000人の一揆衆は88日間原城に立て籠もったが、12万の幕府軍の前についに落城。城内にいたほとんどの一揆衆が殺害され、四郎と首謀者たちの首は長崎の出島でさらされたといわれます。
弱いものの為に人生を投げ打って戦った16歳のキリシタンの天草四郎(本名益田四郎時貞)(洗礼名ジェロニモ)、泣き寝入りするのではなく、幕府に対して反発し、正義の為に戦った人、民主化の先駆けとなった彼こそが、「人権」の為に命を掛けて変化を起こした最初の日本人ではなかったのだろうか?と強く考えさせられる機会となりました。
今は穏やかな南島原。お互いを大切にし、愛し合い、赦しあい、励ましあう事が出来ますよう、平和な暮らしがずっと続きますように、心からお祈り致します。