母の日、長崎で母を偲ぶ

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子供の時、両親が長崎に旅行に連れて行ってくれました。多分、父の仕事明けに行ったのでしょうか?平和公園の記念像の前で家族4人で写した写真があります。そして、大浦主堂の前で写した写真も。左の写真は1970年に撮影されたものです。私は6歳。母は31歳。母が一番美しかった頃だと記憶に残っています。

母は、私が16歳の時に事業に失敗し、うつ病の為、自死してしまいました。それから長い間、苦しんだ私は、このような幸せだった頃の写真を見るのさえ辛すぎて無理だった時代があります。
しかし、神様は本当に素晴らしいお方です。今回、長崎看護協会のご依頼で、講演会のお仕事を頂き、主人と一緒に長崎を42年振りに再度訪れる機会を与えて下さいました。そして、子供の時に行った平和公園、大浦主堂に又、行く事が出来ました。母の日に、亡き母の事を思い出し、私を生んで育ててくれたことに感謝し、私を造られ、私の人生を大いに導いておられる神様に心から感謝いたしました。
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長崎平和公園で原爆の恐ろしさを解説している被爆者のおじさんに出会い、長崎原爆資料館では、あらためて原爆の恐ろしさを知ることが出来ました。又、長崎の人達がどれだけ苦しんできたか、そして、今、残された被爆者や家族の人たちが、とっても強く優しい心を持って生きておられるか。アメリカ人の主人も初めて訪れた長崎ですが、行く前は、罪悪感を持ち、重い心で訪れたのですが、実は、青空と美しい海、自然が一杯で人々がとっても暖かい異国文化の深い、情緒あるれる街でした。観光も楽しみ、出島Wharfで昼食を取り、山と海に癒されました。
 

全ての事を益として下さる神様に心から感謝します。全国のお母さん達、母の日おめでとう!!そして、長崎看護協会の皆様、どうもありがとうございました。

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