ケンケンのお母さん & ホイットニー・ヒューストン死去

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2月11日、二人の人が天国に行ってしまいました。一人はケンケン(ベーシスト)のお母さん、そして、ホイットニー・ヒューストン。二人とも私は個人的に出会ったことがありません。しかし、ケンケンは最近、お母さんの話を良くしていました。透析を受けていて、癌が大腸や小腸に回っていて、命が長くない事。しかし、お母さんは床ずれの痛みも抱えながら、最後迄頑張り、天国に旅立たれました。84歳でした。昨年、ケンケンが彼の事情で、3ヶ月ほどお母さんと何十年ぶりかに同居し、しばらく一緒に暮らした時期がありました。あの三ヶ月は、きっと、神様が親子関係を修復する為に与えてくれたんだと思います。ケンケンが演奏から帰宅するのをいつも待っていて、主催者やお客様から頂いた花やお土産をんでおられたそうです。家族葬のお通夜に出席させて頂きました。お母さんは皆に愛されていたんだな。。。と思います。お会いできずに残念でしたが、お母さんの魂が天国で安らかにありますように、お祈り致します。

一方、同じく11日に急死したホイットニー・ヒューストン。美貌の上に素晴らしい歌声の持ち主で、ずっと私の憧れでした。彼女の事は直接知りませんが、ホイットニーのお母さんのシシー・ヒューストンとは、ニューヨーク在住時、マクドナルド・ゴスペル・フェストで共演させて頂いた経験があります。とっても厳しそうなお母さんでした。お母さんを見て厳しく育てられたホイットニーの幼少期を想像した事がありました。しかし、結婚した相手が不運でした。元夫ボビー・ブラウンは他の女性との間に生ませ認知した子供が4人もいたそうで、ドメスティック・バイオレンスも酷かったとか。きっと元夫がきっかけで、麻薬やアルコールにおぼれて行き、依存症になったのでしょう。彼女の死因は、米TMZの情報によると「バスタブで溺死」だったそうです。死の直前に飲酒し、精神安定剤を服用、バスタブで足だけ空中へ出し、全身が浴槽に浸かっていた彼女を女性美容師が見つけ、ボディーガードが引き上げたが、遅かったようです。死の一日前まで、ホテルのナイトクラブで大声で喋り、泥酔するまで飲んでパーティーをしてうたそう。11日夜には有名音楽プロデューサーのクライブ・ディヴィス主宰のグラミー賞プレパーティーが行われており、ホイットニーも出席する予定になっていた同じホテルから、彼女は遺体としてひっそりと運び出されたようです。

余りも悲しすぎます。。。薬物依存。麻薬だけでなく、精神安定剤、睡眠薬も含め、そして、アルコール依存症。ひとつの依存ではなく重複した依存症だったホイットニー。。。芸能人であっても「依存症」になった人は、一日一日薬物を取らず、断酒し、継続することしか回復への道はないんです!専門の病院、更正施設に入り、プログラムを実行し、身体から薬物を完璧に抜き、絶対身体に二度と取り入れないとことからしか始まらないのに、華やかな生活をしてきた彼女は、薬抜き、お酒抜き、パーティー抜きの生活を止める事は出来なかったんですね。

死の一日前にナイトクラブで彼女が歌っていた映像がありました。その曲は、そして、彼女が最後に歌っていた曲は、「Jesus Loves Me = 主われを愛す」。賛美歌でした。

ホイットニーの魂が、イエス様の元にあり、天国で平安にありますよう、心から心からお祈り致します。