チェンマイの孤児院を訪問してきました!

 
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2010年6月7日~14日迄、1週間のチェンマイ旅行から帰国しました。チェンマイはバンコクの先月の暴動の影響は全くといって良いほど無く、至って平常通り、雨季に入ったそうですが、雨はスコールが2度あった程度で、滞在中は、ほとんど振りませんでした。雨季とバンコクの暴動のせいでしょうか、観光客は激減しており、街中はとっても静か、で寂しいくらいでした。

 
今回の旅行目的は、前回のようにゴスペル・コンサートを開催する為ではなく、あくまでプライベートでした。夫のクレッグにとっては初めてのチェンマイ。私達は今回、3箇所の孤児院を訪問し、HIV患者さんお宅訪問、又、私の里子であるHIV患者の高校生になったIチャンを訪れる事も出来ました。チェンマイ日本語キリスト教会の祈祷会や、日曜礼拝にも参加させて頂けるという恵みにも与り、チェンマイの友達との再会や、新しい出会いもあり、とっても有意義な旅となりました。

さて、今回、初めて訪れたのは(元・光の家)、現在は「Liberty Kidz Thai Orphanage」=自由なる子供達タイ孤児院です。この孤児院はニッポンさんとケイさんというタイ人(ご主人のニッポンさんはモン族ですが)によって運営されており、アメリカのクリスチャンからの支援もあり、クリスチャンのモン族の孤児達が35名ほど暮らしています。

何もない土地を耕し、自分たちで家を立て、今では敷地内に教会も立てられ、そこで礼拝を守っています。孤児院の敷地内には池を作り、魚を育て、鶏を飼って卵を生まし、野菜を植えて、自給自足のような生活をしています。もちろんそれだけでは足らないので食料は買っていると思いますが。。。子供達は自分たちの仕事をそれぞれ与えられており、掃除、水撒きをする子、鶏小屋の世話をする子、お料理の準備をする子など、寮母さんやスタッフと共に一緒に働き、大きい子が小さい子の世話をし、勉強し、生活し、賛美し、礼拝することをしています。
子供達全員に会堂に集まってもらい、タイ語で賛美しながら、手を叩いたり、踊ったり、又、私が「プルンニー(明日)」をタイ語で賛美し始めると、皆一緒に歌ってくれました。私のピアノ伴奏と、
ギター演奏で一緒に「主われを愛す」をタイ語と英語で賛美する事も出来、感謝です。子供達は山岳民族の孤児達ですが、とても明るい笑顔で、のびのびと育っている姿をみて、とても励まされました!CIMG1106.jpg

次に訪れたのは「さんたの家」。ここの孤児院はこれで3度目の訪問です。エイズ孤児、山岳民族の貧しい子供達、親が刑務所に服役している子供達、何らかの事情、家庭環境の為、ここで子供たちは理事長の「さんたさん」=素晴しいクリスチャン、吉田登さんのもと、緑に囲まれて、伸び伸びと生活しています。

子供達は私のことを覚えてくれており、私に駆け寄ってきてくれました!皆に日本で買ってきたアメや折り紙、鉛筆、消しゴムなどをセットしてプレゼントを一人一人に手渡し、一緒に折り紙をして、又、ここでも「プルンニー」を一緒に賛美しました。その国の言葉で賛美すると、本当に心が通じ合います。私にとってこの「プルンニー」を歌うのが、一番の伝道であると実感しています。
さて、そのプレゼントの中で、今回一番活躍したのは、「なわとび」でした。普通の縄跳びではなく、5~6Mの縄跳びを日本で見つけ、それを買っていきました。小さい子供達はその縄跳びを5~6人で楽しめるのです。私も童心に返って、一緒にこの縄跳びの中に入り、子供達と遊びました。実は一番楽しんでいたのCIMG1091.jpg
は、私かも知れません!もちろん親がおらず子供達は寂しいで しょうが、力を合わせて一生懸命生きています。 
 
今回、数ヶ月前にさんたの家に来た4歳の女の子がいました。皆は日本語で「わたしは・・・です。X歳です。」とご挨拶が出来るのですが、彼女はモン族で、タイ語も十分に話が出来ない事から、自分の名前をいって「カ~」=日本語で「です」の意味。を最後につけるのが精一杯でした。自分の名前を言ったら、目に涙を一杯溜めて、一生懸命新しい環境に適応しようと努力している小さな女の子を見て、私も主人も泣きそうになりました。。。頑張れ~! 
その後、昨年も訪れた、エイズ孤児院「バーン・ロムサイ」を訪れました。土曜日の午前中は男の子はサッカーをしているという事で、午後に訪問しました。子供達は集会所に集合してくれていて、私の事を覚えてくれていました。嬉しかった~!ここでも子供達がタイ語でぞうさんの歌や豚の歌を歌ってくれたり、私が「プルンニー」を歌ったり、そして、又々、ここでも「なわとび」が大活CIMG1213.jpg躍!一緒に子供達となわとびをして、私が一番楽しかったです!
 
HIV(エイズ)感染している子供達は薬のせいでしょうか、通 Hug[1].jpg
常の子供達よりずっと成長が遅いです。身体も小さいと感じます。しかし、一生懸命生きています。一生懸命勉強して、夢も持っています。 大人の私達が小さな子供のサポートをするのは、先に命を神様から頂いた私たちの義務ではないでしょうか?
 
今回の滞在中も、「クルム・プアン チェンマイーヒロシマ」の活動を通してエイズ孤児達、エイズ患者の皆さんを支援している沖村眞紀さんの運転で、エイズ孤児、エイズ患者の方のお宅を訪問する事が出来、再会を共に喜び合い、祈りあう事が出来ました。
 
今回、皆様から頂いた献金、そして、日本の幾多の教会で特別伝道集会、トーク&ゴスペルコンサートで頂いた献金(募金) CIMG1226.jpgを集め、以下の団体に募金することが出来ました。
 
今後も、どうぞ、これらの子供達の為にお祈り頂き、この活動をCIMG0924.jpgご支援頂きます様、心よりお願い申し上げます。
私にとってゴスペル音楽は、イエス様の愛を伝える道具であり、又、ゴスペル音楽を歌うことで、世界の子供達の助けになりたいと、心から願っています。
 
皆様のご健康と、主の大いなる祝福をお祈り致します。
 
市岡裕子インターナショナルミニストリー
 
「心を尽くし、思いを尽くし、力を尽くし、知性を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。また「あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。」ルカの福音書 10章27節
 
 
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募金総額:                                                 合計      約   206,832円 (69,100バーツ)
       

 

チャリティー支援先 孤児院&団体は以下の通りです。

 

■バーンロムサイ(Ban Rom Sai http://banromsai.jp/index.html

■さんたの家  http://www.geocities.jp/bansantaclausfoundation

House of Love 関連記事:http://www.chiangmainews.com/ecmn/viewfa.php?id=1110

■クルム・プアン チェンマイ-ヒロシマhttp://www.thai-collection.com/chiangmai.html

■Liberty Kidz Thai Orphanage (自由の子供達タイ孤児院)http://www.libertykidz.org

■Blossom Home http://www.lbiworld.org/?p=330

■虹の家 http://nijiie.net/index.html