わたしの父も弟もアルコール依存症でした。米国で参加した依存症の人の家族会で、「あなたは今日、自分のために何か良いことをしたの?」って言われ、気づいたんです。わたしは相手が変われば自分も変わって幸せになれるってかんがえていたなって。それで、まず、自分が変わろうって思い始めました。わたしがいなくてはだめになると思って、人に尽くすのはいいことのようだけど、相手が依存症から抜け出すことを妨げます。自分が変わらないと相手は変わりません。
以下、記事の内容を省略・・・、
最後に
ゴスペルは、祈りと賛美です。
祈りの中に希望があり、賛美のなかに喜びがあります。もう父も母も弟もいませんが、歌い、語っていると、家族をすぐ身近に感じることがあるんですよ。わたしを通してみなさんに語っているような…。
わたしは、今の日本でもっとも必要とされているのは「励まし」だと思うんです。わたしが活動しているのは、触れ合ったみなさんに、「元気になりました」「勇気が出ました」と感じてほしいからです。それがわたしの仕事だと思っています。これからも自分の体験を生かして、前向きに生きます。
素晴らしい記事を書いてくれた京都新聞の島津さん、ありがとうございました!
http://kyoto-np.jp/fukushi/column/yasu/100119.html